【レース遠征レポ】瑞浪フェスティカサーキット

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「大人の遠足」は楽しいぞ。

岐阜県瑞浪市のフェイスティカサーキットにて9月3日に行われるレースに出場するため、沖縄から名古屋を経由し、岐阜県に行って来ました。その様子を動画と文章でレポートします。

今回は沖縄から高校生全日本ドライバーを輩出したチームスクーデリア沖縄の翁長さん、沖縄最速おっさん、シロマッハこと城間さん、レース歴大ベテランで一発の速さが光る下地さん、そして親川と4人編成で行って来ました。現地では高校生なのに全日本選手権沖縄代表レーサー平良響くんとも合流。

さしずめ、それは大人の遠足のようで道中、笑いのネタに絶えず、ワイワイしながらサーキットに到着しました。


※さぁ、大人の遠足の始まりです。

借り物のマシン、初めてのサーキット、さぁどうする?

サーキットにつくと、すでに整備されたマシンが用意されていました。沖縄からの遠征なので、レース用マシンはレンタルしました。マシンは沖縄出身のレーシングカート部品卸の会社、EIKOさんのご協力のもと、世界選手権でもよく使用される「トニーカート」が用意されていました。トニーは初めて乗るので乗りこなせるかが心配でしたが、非常に乗りやすいマシンとして定評があります。

今回レース参戦するフェスティカサーキットはコースは沖縄に比べて3倍ほどの大きさ。レース中の速度は100km/hを超える中でわずか数センチの距離で抜きつ抜かれつ行うのが本土のコースの魅力。まずはマシンに慣れるためにひたすら走りこむことにしました。

マシンのセッティングも進めながらのドライブ。タイヤの空気圧を0.1変えるだけでもマシンの挙動が変わるため、コースとマシンとセッティングとやるべきことは多かったのですが、スルスルとタイムが上がって行き、夕方にはレースで表彰台を狙えるくらいのマシンに仕上がっていました。

これは楽しみでなりません。借り物のマシンで初めてのコースで表彰台、夢のような話ですが、ちょっと期待してました。

※初めてのマシン、初めてのコース。短期間でどこまで詰められるか。

ニュータイヤの悪夢

レース前日、本番に向けてマシンを調整して行きます。1日に使える時間は時間は20分×4本。あっというまに時間が過ぎるので1秒も無駄にできません。

そこで、タイヤを変えてみようということになり、新品タイヤを投入。そこで事件発生。通常、新品のタイヤは古いタイヤよりも滑りにくく、タイムが上がるのが一般的ですが、なんとタイムが非常に悪くなってしまいました。表彰台どころか、最下位になるかもという不安になるくらいの悪化です。

同様にシロマッハさんも下地さんも初めて乗るマシンのセッティングに悩んでいました。ただ、レースは翌日。ジタバタしてもしょうがないので安全運転でケガなく楽しく走れればいいかと気分を変えてレース当日を迎えました。

※ここまできたらやるしかないでしょ(笑)

ついにレース当日。

レースは1周の速さを競う「タイムトライアル」、決勝前に予選レースをする「予選ヒート」、予選ヒートの結果を受けて表彰台を争う「決勝ヒート」があります。

※レースアナウンサーから取材を受けるの図。
こんなこともあるんですね。

朝一番、どうしようか悩んでいました。昨日の調子が悪いだけにマシンのセットアップを変えるべきか、変えないべきか。セオリーでいうと変えない方が間違いなくいい。直前のドタバタはトラブルになりやすい。ただ、昨日の状態では戦えないのも目に見えている。同じマシンの下地さんも色々試した結果、セッティングを変えている。さぁどうするべきか。

走行まであと8分というところで、ダメ元でセッティングを変えることにしました。慌てて作業したところで翁長さんマシンをチェック。ネジがうまく締められていなかったことを発見し、「このままだとタイヤ飛んじゃうよー!」と言いながら大慌てで直してくださいました。

そして、セッティングを変えてタイムトライアル。セット変更が大当たり。マシンが思うように動いてくれます。タイムも昨日に比べて大幅アップ。

結果、タイムトライアルは18位中5位と上々のスタートを切ることができました。ちなみに4位との差は100分の1秒差。わずかな差で4位か5位かはかなり大きい。これがレースの世界ですね。

※あれ、タイムが悪くないの図。1位とは10分の3秒差です。

予選ヒートは「もみくちゃ」に

沖縄のレースではどんなに多くても6台程度の台数で出走しますが、自分の出場するクラスでは18台、シロマッハさんのクラスにおいては40台以上が同じコースで走ります。まさにコース上で大渋滞です。

そんな中、5位から予選ヒートがスタート。これだけの台数で走るのは初めてなので接触に気をつけて遠慮気味で走っていると前の車が2台クラッシュ。

「おっと、これは表彰台をいける!」と思ったのも束の間、コーナーでイン側を車1台分ギリギリしか開けてないのに、そこを後続車ねじ込まれて早速1台に抜かれます。結構、みなさん本気です。

<予選ヒート動画>
緑の車両、黒のヘルメット、63番ゼッケンが
親川の車両です。

そのままフィニッシュして順位は6位と一つ順位を落として決勝ヒートに臨みます。

悔いなく走れるか、決勝ヒート。

予選ヒートで順位を一つ落としましたが、まだ表彰台が狙える位置。今度は全力全開で攻めるつもりで臨む決勝ヒートです。シロマッハさんに手伝ってもらい、決勝グリッドに並びます。

スタート直後は順調な滑り出し。ところが周回途中で後続車に追突され、マシンが不安定になります。そこからタイムが上がらず懸命に後ろを抑えて走っていると後ろがガンガン小突いてきます。ちなみにレースでは安全優先ですので故意的にマシンを当てるのは違反です。

ただ、熱くなってるとそんなことは忘れて突っ込んでくる人も多いのが実際のところで、そうされないためには、小突かれないように速く走るしかありません。ちなみに本当に上手いドライバーは接触なしで芸術的にキレイに車を追い抜いて行きます。

途中、オーバースピードでコーナリングを失敗し失速。その隙に後続車に追い抜かれました。すると、この後続車、抜き去りざまに車体をこちらにぶつけて、本来のレースラインに戻って行きました。意図的か、そうでないのかはわかりませんが、それで再度失速。

またその隙にまた1台抜かれましたが、そのドライバーは接触なく、抜き去りざまに「ちょっと失礼」という感じで片手を上げて合図していました。

「セコイ人」と「紳士」を5秒以内に同時に見た気がして、「いろんな人がいるもんだな」とレース中にも関わらず考えてしまいました。

<決勝ヒート動画>

その後、私の後続車は相当離れていましたが、前を走る紳士との差を詰められず、フィニッシュ。7位という結果でレースを終えました。

また、同じクラスで参戦していた下地さんもマシンのセッティングが決まり、レース中に最速タイムをマーク。

シロマッハさんも元全日本ドライバーが出場する激戦クラスで決勝に進出。無事に完走して3人ともケガなく安全レースを終えることができました。

本当の収穫

「本土の大きなサーキットで、本格的なレースに出たい」

そんな夢がまた一つ叶いました。

しかし終わってみると昔はレースで表彰台を狙うことばかり考えて7位という結果だとしょぼくれて帰ってしまう感じだったと思いますが、今回は「レースを通じて楽しい思い出」が
できたことの方が嬉しかったのが本当の気持ちでした。

※レース人口が沖縄の数十倍。コースの広さも迫力満点。

沖縄でのレースを攻略の作戦会議とか、
コースに向かう車の中での「いい年したおじさん」たちの遠足テンションだったりとか、
世界戦ドライバーのようにマシンがセットされていたりとか
私の中では「DVDの中の人」だった伝説の元世界選手権ドライバー、松谷さんと直接お話できたりとか

※右側の人が松谷さん。元世界選手権ドライバーで
私にとっては「テレビの中の人」でした。

元全日本ドライバーと同じレースで戦いきった沖縄代表のシロマッハさんの戦う姿とか
現役高校生全日本ドライバーの平良響くんと現地で合流して生のレースが見られるとか

そのほかにもチーム監督の翁長さん、同じクラスで走った下地さん、EIKOの松堂さん、本当にいろいろ支えて下さったEIKOのスタッフの皆さん、親切にしていただいたフェスティカサーキットのみなさんとたくさん思い出ができました。

※元全日本ドライバーとも走った沖縄最速のシロマッハさんこと城間さん。お疲れ様でした!

気がつけばレース以外のことの方が
楽しい時間だった気がします。

それでも「レース」というものを通じて集まった仲間だからこそ楽しめた時間でもありました。レースは競争なので目を三角にして走るのもいいですが、もう一つのレースとの付き合い方として「楽しむ」ということがあってもいいんじゃないか。そう感じた「大人の遠足」でした。

お付き合いいただいたみなさん、ありがとうございます。
また次回もよろしくお願いします!

 


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日本パーソナルビジネス協会代表理事/合同会社ミリオンズ代表。合気道初段。愛車はポルシェケイマンGT4。義務教育は小1と中3しか登校しておらず、2年で卒業。趣味は「数値化」「自動化」「システム化」。経営者として自社の経営と経営コンサルタントとして全国各地で短期間で業績を改善する「仕組み化経営」の指導を行っている。6ヶ月で売上7倍になる事例もあるなど「90日以内」に会社が生まれ変わる反面、スパルタすぎてクライアントが悲鳴を上げることも。 プロフィール詳細はこちら。 https://www.oyakawamasaaki.com/2019/01/18/2019profile_masaakioyakawa/
About 親川 政明 121 Articles
日本パーソナルビジネス協会代表理事/合同会社ミリオンズ代表。合気道初段。愛車はポルシェケイマンGT4。義務教育は小1と中3しか登校しておらず、2年で卒業。趣味は「数値化」「自動化」「システム化」。経営者として自社の経営と経営コンサルタントとして全国各地で短期間で業績を改善する「仕組み化経営」の指導を行っている。6ヶ月で売上7倍になる事例もあるなど「90日以内」に会社が生まれ変わる反面、スパルタすぎてクライアントが悲鳴を上げることも。 プロフィール詳細はこちら。 https://www.oyakawamasaaki.com/2019/01/18/2019profile_masaakioyakawa/